奈良の寺院が所蔵する『重要文化財 木造十二神将立像』をモデルに10㎝にも満たない極小サイズで彫り上げた木彫像です。
天部の神々である十二神将は仏教の護法善神で、薬師如来の眷属として薬師如来「十二の大願」に応じ、昼夜十二の刻、十二の月、十二の方角を守ります。十二の大将それぞれが7千、総勢8万4千もの眷属夜叉を率いて、人間の持つ煩悩を打破する役目を持つとされます。