「大日」とは「大いなる日輪」という意味を持ちます。太陽を司る毘盧舎那如来のさらなる進化形とされる仏であります。密教において、大日如来は宇宙の真理を表し、宇宙そのものを象徴します。また、あらゆる生命は大日如来から生まれたとされ、釈迦如来も含め他の仏は大日如来の化身と見なされています。
大日如来には、悟りを得るために必要な智慧を象徴する「金剛界大日如来」と、無限の慈悲の広がりを示す「胎蔵界大日如来」という2つの異なる側面が存在します。ここでの「金剛」はダイヤモンドを意味し、その堅固さと傷つくことのない性質が智慧を象徴しています。一方、「胎蔵」は母親の胎内のように、あらゆる存在が大日如来に包まれていることを示しています。これら2つの側面が結びついて、大日如来を密教の世界観における本尊として成り立たせています。
四百年受け継がれた伝統工芸「高岡銅器」の仏像をセレクトしました。伝統的な手法で作成されたブロンズ像や合金製の像は木彫り仏像とは異なる質感や色合い、耐久性を兼ね備えています。
【十二支の御守り本尊<八尊仏>】
人は誰でも「生まれ年の干支」によって定められた、生涯をお守り下さる「お守り本尊」がおります。十二支ごとに御本尊が決まっている為に、十二支一代守り本尊とも呼ばれています。自分の干支のご本尊をお参りする慣習は古くからのもので、現在では全国的に広まっています。自分自身の生まれ年のご本尊をお参りすれば、心安らかな日々が過ごせると言い伝えられています。また、干支に縁のあるものを身近に置くことは縁起が良いとされることからも御守り本尊は開運守護に最適の護符になるのです。御守り本尊と共に過ごすことで災厄から守護と様々なご利益を授かると共に、ご自身が持って生まれた良い点が伸ばされ悪い点が抑えられるのです。
【大日如来】
干支:未(ひつじ)・申(さる) 梵字:バン
御真言:オン、バ、ザラ、ダ、ト、バン
御利益:満願成就 無病息災 繁栄発展 福徳長寿
太陽の光の如く輝き人々を永遠に照らす大日如来は真言密教の教主であり、宇宙の万物の智慧と慈悲の根本仏とされます。その内は真如法界、外は一切衆生を照らします。金剛を智法身、胎蔵を理法身とした二身は不離一体であり、究極的な功徳を持って生きるもの全ての祈りを満願成就へと導きます。