鎌倉時代の天才仏師 運慶のデビュー作として知られる「国宝 大日如来坐像」。均整のとれた肉感豊かな体躯、威風堂々とした姿など運慶ならではの魅力あふれる傑作が、ついに極小仏シリーズに登場です。極小サイズですので、用途や場所を選ばずお楽しみいただけます。
大日如来とは、密教では宇宙の真理そのものを象徴する絶対的存在。釈迦如来をはじめすべての諸仏は大日如来の化身とされます。像に施された上品な金泥は、仏像彩色の俊英 篁千礼氏監修によるものです。
わずか10cm前後の木彫像に仕上げることは大きな挑戦でした。素材は細密彫刻に適したツゲを用い、最も重要なご尊顔とバランスを実物のイメージそのままに彫り上げました。金泥彩色は、篁氏監修のもと、イスムの工房が担当。わずかなサイズにノウハウを詰め込んだ、自信を持っておススメできるコレクションとなっています。