その姿、まるで武蔵そのもの! 自ら彫り上げた異形の不動明王像!
宮本武蔵作と伝わる希少な仏像が、この「不動明王立像」です。一般的な不動明王とは異なり、両手で剣を握って構える姿が武蔵そのものをほうふつとさせ、『宮本武蔵遺墨集』では「普通の仏師が夢にも思い描くことができないようなもの」と称えられます。まさに武蔵の自身像ともいえるこの歴史的名作を、メーカーは、現所有者様および寄託品として展示する島田美術館双方の協力を得て、高精度3Dスキャニングを実施。そのデータをもとに精密3D切削機で削り出し、彫り上がった彫像を熟練の職人の手で表面の研磨、細部の鑿入れを行い、手筆で彩色を施して仕上げました。この現代のデジタルテクノロジー、メカトロニクス、伝統的職人技のすべてを駆使するメーカー独自の「木彫りハイブリッド製法」により、極めて忠実な複製像が完成しました。
明王に宿る武蔵の武威を手のひらサイズで感じる!
手のひらに乗るほどコンパクトなサイズの複製像。飾る場所を選ばずに楽しめるコレクティブルな逸品で、武蔵造像と伝わる作品の息吹をいつでもどこでも感じることができます。お求めやすい価格も魅力です。
あの霊巖洞を境内に持つ巖殿山雲巖禅寺にて開眼供養を賜ってのお届け!
岩戸観音としても親しまれる巖殿山(がんでんざん) 雲巖禅寺は、かの『五輪書』を武蔵が執筆した場所として名高い霊巖洞を境内に持つことから多くの武蔵ファンが参拝に訪れます。現在、島田美術館が所有者様の寄託を受け展示している『不動明王立像』も、65年前までは雲巖禅寺が代々受け継いできました。今回の複製プロジェクトが大詰めを迎えた2024年末、現所有者様より「雲巖禅寺に原寸大複製像を寄贈できないか」とのご依頼をいただきました。それを受けメーカーは2025年2月20日、雲巖禅寺に像を奉納。65年ぶりに『不動明王立像』が雲巖禅寺に降臨することとなったのです。その際、メーカーが販売する複製像への開眼供養をお願いしたところ、馬場御住職にご快諾をいただき、当初予定していなかった開眼供養と所願成就の御祈祷を賜ることが叶いました。これにより本作品は、美術的価値を示す島田美術館の認定書、仏像としての宗教的価値を表す雲巖禅寺による開眼供養証明書、つまり武蔵の2大聖地の証が付属する稀有の逸品となったのです。