七福神を代表する福の神、大黒天。福々しい笑顔で打ち出の小槌を振るい、あなたに金運と幸運を授けます。もとはヒンドゥー教の最高神マハーカーラ(シヴァ神の異名)をルーツとする神で、仏教に取り入れられ天部に属する五穀豊穣の神となり、神道では大国主命(おおくにぬしのみこと)と神仏習合し台所の守護神となりました。
大金運『宝生大黒天』の足元の千両箱は貴家にもたらされる大いなる福徳財宝を象徴し、格調高い茶古美彩色はどんなお部屋にもマッチします。手のひらサイズの大黒天がもたらす大きな金財運パワーに是非あやかってください。
古来、多幸をもたらす福の神として人々から信仰されてきた大黒天。五穀豊穣、商売繁盛、福徳財運など富にまつわるご利益から商工民の間で熱心に信奉され、同じく福徳財宝の神とされる恵比寿と二柱並べて祀る習慣もありました。その歴史は古く、室町時代の説話集『塵塚物語』には「(恵比寿大黒の)木像を刻み、或いは絵にかいて富貴を祈る。世間はこぞって一家一館にこれを安置し、祀らない家はどこにもない」と記述され、実に450年以上もの長きにわたり庶民のよりどころとされてきたのです。
大黒天のルーツはヒンドゥー教の最高神マハーカーラ(シヴァ神の異名)とされます。戦闘神として創造と破壊を司り舞踊を創始したとされる神が、仏教に取り入れられ五穀豊穣の神となり、神道では大国主命と習合し一生食に困らない福徳財運をもたらす台所の神となりました。また家全体を支える太い柱=大黒柱もその名に由来し、天・地・人(=世界を形成する要素)のすべてから家と家族を守る象徴とされます。
このように、長い歴史の中で様々な要素が交じり合った大黒天は、財運と食の恵み、商売繁盛、争いごとから家を守護する力、舞踊によるご家族の歓喜など、様々な開運力を備えた万能の福の神といえます。ご自身とご家族の幸せのため、是非お祀りすることをおすすめします。