五大明王 軍荼利明王

軍荼利明王（ぐんだりみょうおう）は、密教仏教における五大明王（ごだいみょうおう）の一つで、その性質や役割は密教の教義において非常に重要です。軍荼利明王は、特に金剛乗密教（または真言密教）の信仰において崇拝され、多くの密教宗派でその存在が尊重されています。

軍荼利明王は、恐ろしい外観を持つ神聖な存在として描かれており、彼の外貌は悪意や邪念に対する怒りと力強さを象徴しています。彼は通常、怒りの形相を持ち、多くの武器や道具を手にしています。彼の外見は恐ろしく見えるかもしれませんが、その怒りは信者に対するものではなく、内面の煩悩や邪念に対するものとされています。軍荼利明王の使命は、信者をこれらの煩悩から解放し、真理への道を示すことです。

軍荼利明王は、通常、青色や赤色の肌を持ち、多くの顔と多数の腕を持っています。これらの多くの腕と顔は、彼の多方面への守護と力強さを象徴し、また、彼の知識と智慧を表しています。彼はまた、髑髏（どくろ）を頭に持ち、これは死と再生、有限と無限の象徴であり、生と死の間の境界を示します。

軍荼利明王は信者に対して悪を打破し、真実と智慧を模索する力を与えると信じられており、彼を崇拝することで煩悩や困難を克服し、霊的な進歩を達成する手助けが得られるとされています。軍荼利明王の崇拝にはさまざまな儀式や祭りが含まれ、密教の宗派ごとに異なる形式が存在します。

総括すると、軍荼利明王は密教仏教における五大明王の一つで、怖ろしい外貌と怒りの形象を持ち、煩悩や邪念に対抗し、真実と智慧を模索するための力を象徴しています。彼は密教の宗派において非常に重要な役割を果たし、信者に霊的な指導と支援を提供する存在とされています。

• 寸法： H25.5×W11.8×D18 (cm), 420g　
• 素材：桧（木製）
• 中国製
• こちらの御仏像は当店からお客様の元へ出荷する前に、開眼供養（所謂一般的な祈祷ではなく、御仏像に魂を込める儀式です）を行うことができます。「開眼供養を行う」を選択いただいた場合、当店の店員が、御仏像の出荷前に、御仏像をお寺様へと持参し、お寺様に必要な金額をお客様の代わりにお支払いいたします。開眼供養はお客様お一人のために行う儀式のため、通常儀式が行われるまで1週間程度はお待ちいただいております。普段当店がお付き合いをさせていただいているお寺様の場合は、お客様のお名前が入った開眼供養証明書を引き取りの際に渡されますので、御仏像を出荷する際に、こちらの開眼供養証明書も同封させていただきます
• こちらは海外専売商品です。海外のお客様にはDHLにて発送しております